世界観
世界観 ― 従魔の国と、竜がいないはずの大陸
従魔を連れて働くのが当たり前の大陸。テイマーは従えられる数で格が決まり、ロウは一匹だけの最弱。竜は三百年前に絶えたことになっている。テイマーの技は魔法ではなく飼育技術として書く。
従魔とテイマー
- この大陸では、獣を従えて働くのが普通の職業。荷運び、狩り、警備
- テイマーの格は、従えられる数で決まる。十匹以上が一等、三匹で三等、一匹は等外
- 従えるのは魔法ではない。名を与え、食べ物を覚えさせ、危険を教えるという技術
- 名を与えた従魔は、その名にだけ反応する。名を捨てると縁も切れる(そして二度と結べない)
ロウの技
- ロウにできるのは三つだけ。「名を呼ぶ」「食べ物を覚えさせる」「危険を教える」
- 一匹しか従えられないのは、才能ではなく気質。ロウは一匹に全部を注いでしまう
竜
- 竜は三百年前に絶えたとされる。骨も残っていない
- 伝承では、竜は火を吐き、空を飛び、金を好む。ただしそれは成体の話
- 生まれたばかりの竜がどうなのかは、誰も知らない。記録が無い
- チビは手のひらに乗る大きさで生まれ、百二十日で腕の長さになる(第1巻の終わりで)
舞台
- カルナ街。大陸の中ほど、三本の街道が交わる中継地。ギルドがあり、従魔市が立つ
- ロウはここのギルドを追われた。理由は「数が足りない」
- 街の外、東の岩場で卵を拾う。くぼみはいちばん高い岩のすぐ横。岩は硬く、足跡は残らない
- 従魔市:荷牛・荷馬・犬・鳥、餌の袋には獣の絵。端に荷の重さを量る店(小さい測り八枚)、いちばん奥に卵の店(ガドー)。荷馬は銀貨で四十前後
- 金:宿は一晩銅貨三枚、干し肉一切れ一枚、卵一つ一枚、割れ卵十二で二枚、荷運びの日当十五枚