タイトル案

次に書く物語の、題名の候補

題名から先に考えるための棚です。 通りそうな題が出たら企画案に昇格させ、 企画書・世界観・登場人物・伏線表・各話プロットの五つを書いてから第一話に入ります。

151本・21の型。うち10本は企画案まで書いてあります。

セリフ型(女性向けの主流)9本

いちばん多い形。登場人物の言葉をそのまま題にする。誰が誰に言っているかが分からないまま、状況だけが立ち上がる。疑問形・反語・言い切りのどれか。

婚約破棄・離縁 + ざまぁ + ハッピーエンド8本

最も多いタグの組み合わせ。学園は使えないので、社交界・宮廷・商家でやる。破棄される側が最初から準備を終えているのが今の型。

勘違い・過大評価8本

本人はまったくその気が無いのに、周りが勝手にすごい人だと思い込む型。地の文で自慢しなくていいので、読み口が軽くなる。

ハズレ職・ハズレスキルが実は強い + 追放8本

定番の型。職名を地味にするほど効く(回収士、掃除屋、ドローン操縦士のように、実在の職業に近い名前ほど強い)。

悪役貴族・悪役令息 + 領地経営 + 具体的な期限8本

いま上位を占めている型。「◯年後に破滅」という期限と領地経営を組み合わせるのが現在の勝ち筋。

現代ダンジョン + 配信 + 金額8本

いちばん勢いのある型。年収・時給・円の金額を題名に入れるのが今の形。読者が損得で読み始められる。

現代ダンジョン ― 職業もの・周辺産業8本

戦闘ではなく、穴の周りにできた仕事。読者層の高い側に効く。説明が要らないのが最大の利点。

令嬢 + 地味な職能8本

いま層が厚い。令嬢に、現実にありそうな専門技能を一つだけ持たせる(古文書、薬、蜂蜜、刺繍、施療院)。学園ではなく職場で書ける。

中華・和風 × ミステリ(後宮・大奥)8本

閉じた場所で身分の低い有能な女が謎を解く型。恋愛・推理・成り上がりを同時に満たせる。出版社側も常設の募集枠を作っている。

短い断言・脱力8本

長い題が並ぶ中で、極端に短い題は逆に目を引く。中身が読めないことが、かえって押させる。名詞ひとつ、短い言い切りの二通り。

おっさん・中年・無自覚な育成8本

自分が最強なのではなく、育てた相手が強い。しかも本人は気づいていない。管理職世代の願望にいちばん合う。

回数を数える型(死に戻り・ループ・◯度目)8本

回数を題名に入れるのが今の形(七度目、四十七回目)。数字が入るだけで、読者は「何が起きたのか」を知りたくなる。

造語・カタカナ一語(文庫の看板作の型)8本

文庫のライトノベルで毎年上位に残る形。意味の分からない固有名詞を一語で置き、読者に「何の話だ」と思わせる。硬い音(濁音・促音)と、動詞+名前の組み合わせが多い。2026-09-26、運営者の求めで文庫の歴代上位作の型を観察して追加した。既存作品の題や固有名詞は一切使わない。

職業+ひとりごと/おしごと(仕事の中の謎解き)7本

王宮や大店の「地味な職」に就いた主人公が、仕事の手順そのもので事件を解く。恋愛は薄く、仕事の細部が濃い。後宮・薬・帳簿・検疫など、素人が知らない現場が舞台。学校は舞台にしない。

閉じた世界・ゲーム世界の攻略(大人の参加者)6本

仮想世界や閉鎖された世界に閉じ込められ、階層を攻略して出口を目指す型。文庫では定番。ここでは参加者を社会人にして、生活と仕事の側から書く。

隣人・同僚に世話を焼かれる長文ラブコメ(大人)6本

「隣の部屋の」「同じ職場の」相手に、気づいたら生活を握られている型。文庫の恋愛ものでいちばん強い形。学生ではなく、会社員・職人・自営業の二十代後半〜三十代で書く。

「〇〇と〇〇」(旅と商いのファンタジー)6本

二つの名詞を「と」でつなぐだけの題。旅の連れ合いと、商いの品。物語より先に、道中の空気が立つ。経済・行商・宿場の細部で読ませる。

職人の成り上がり(名前+〇〇しない)6本

職人の名前を題に置き、「〇〇しない」「〇〇を渡さない」で気骨を示す型。作る物の細部と、売る相手との交渉で進む。単行本・ノベルズ部門で強い。

負け側・脇役の自認(大人の恋愛)5本

「主役ではない側」を名乗る型。自嘲から始まって、脇役同士の話に転じる。学園ものが多い型だが、ここでは職場・同期・幼馴染の大人で書く。

短い文学寄り(一文で終わる題)6本

句点で終わる短い一文、またはひらがな中心の柔らかい題。文庫の青春・恋愛の上位に毎年ある。ここでは二十代後半以降の生活の中で書く。

そのほか(企画案にしたもの)4本

上の型から選んで、企画書・世界観・登場人物・伏線表・各話プロットまで書いたもの。ここまで来た題名には★を付けてある。

この棚の使い方

基準は一つで、題名だけで読者が中身を言えるか。言えないものは落とします。 いま強いのは、題名に約束か数字が入っているもの——金額、年数、回数、「ざまぁ少なめ」のように、 量を先に伝える形です。学園を舞台にした作品は運営方針で扱えないので、 令嬢・婚約破棄の型は社交界・宮廷・商家・職場に置き換えてあります。 どの型がなぜ効くのかは、各見出しの下に一行ずつ書きました。

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