錆びた剣の値打ち
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原作小説辺境の鑑定士この物語には、原作となる小説があります(全3話)。小説を読む →この話のあらすじ都を追われた帳簿係カイは、辺境の街ドルムンドの質屋で、誰も気づかなかった錆びた剣の真価を見抜く。表面の錆の下にあるのは、二百年前に王国で鍛えられた魔鉄の儀礼剣。その噂は、思わぬ場所へ届いていた。同名小説の第一話をコミックにしたもの。
この話で使った漫画技法
番号を押すと、技法の説明と出典が開きます。
漫画 I-01 エスタブリッシングショット1ページ上段(ドルムンドの通り)
主人公の顔より先に、辺境の街の広さと土埃を引きの画で見せ、読者に「ここは都ではない」という場所を先に渡すため。
漫画 D-02 寄りと引きのリズム1ページ(上段の街→下段のカイの顔)
引きで場所、寄りで気持ちという順に一気に寄せ、1ページ目で「誰が、どこに着いたか」を済ませるため。
漫画 F-03 ナレーションとモノローグ1〜3ページのナレーション枠
場所・時間(半年前)・内心を四角い枠に置き、台詞の吹き出しと役割を分けるため。回想に入る合図にもしている。
漫画 A-08 回想の入れ方と戻り方2ページ下段(半年前の倉庫)
鑑定の力がいつ始まったかを説明台詞ではなく回想1コマで見せ、次のページですぐ現在の質屋へ戻すため。
漫画 H-05 手の演技4ページ下段(剣に触れる手)
能力が働く瞬間を顔ではなく手のアップで見せ、触れるという動作ひとつで「視える」が起きることを言葉なしで伝えるため。
漫画 E-01 コマ移行の6分類5ページ(鍛冶場→王への献上)
剣が見せる過去を、時代も場所も飛ぶ「場面から場面」の移行でつなぎ、数百年の時間を読者の想像で埋めてもらうため。
漫画 H-08 リアクションのコマ6ページ下段・7ページ上段(店主と武具商の反応)
カイの鑑定の重さを、聞いている側の驚きと反発の顔で測らせるため。
漫画 D-08 ナメ(前景を入れる)7ページ下段(手前にカイ、奥に武具商)
反論する武具商を手前のカイ越しに見せ、二人の対立の位置関係を1コマに収めるため。
漫画 B-02 大ゴマ8ページ(1ページ1コマ)
ギルドの女の登場を1ページまるごとの大ゴマで見せ、話の最後に新しい人物を強く印象づけるため。
漫画 A-05 ラストの引き8ページ(第二話へ続く)
新しい人物が扉から入ってくるところで切り、「この人は何を持ちかけに来たのか」を次の話への引きにするため。
生成した絵には文字を入れず、台詞と枠は後から日本語フォントで描いた。生成AIは文字が崩れやすく、台詞を直すたびに絵を作り直さずに済むため。
漫画 K-05 1コマ1枚で発注し、後でページに組む全15コマ
1コマずつ別に発注し、ページには後で組んだ。コマごとに構図を指定でき、崩れたコマだけを作り直せるため。
漫画 J-04 スマホ画面での文字の大きさと1コマの情報量全ページ(1ページ2コマ前後)
スマホの縦画面でも台詞が読める大きさを保つため、1ページのコマ数を2コマ前後に抑えた。
第1話 おわり
最新話です。続きの公開をお待ちください。